「家を建てるタイミングがイマイチ分からない。同級生で建ててる人もいるけど、家っていつ建てるもんなの?」
こんにちは。ACTUS LABO(アクタスラボ)の丸本です。
家を建てるタイミングは人それぞれなので、「必ずここまでに」という明確な期限はありません。ただ実際には「一人目の子供が小学校に上がる前に建てる人」が多いのも事実。
しかし、そうやって時間に追われて家を建ててしまうと、ゆっくり検討する時間が取れません。その結果、自分の要望が反映されていない家が建ってしまうかもしれません。なので、早めに動いておくことが大切です。
家を建てるタイミングを迷っている方は、以下の3つの事実を把握した上で、すぐに動くか、少し間を空けるか考えてみて下さい。
家を建てるタイミングを迷っている人が知っておくべき3つの事実とは?
①住宅ローンは60歳までに払い終えないと、老後の生活が大変に
現在の年金制度では、年金をもらえるのは65歳からです。しかし、定年退職は60歳の企業がほとんど。そのため、60歳から65歳まで無収入になる可能性が。
そんな時に住宅ローンの支払いが残っていると、老後の生活費がカツカツになってしまいます。もしくは最悪の場合、老後破綻の可能性も。
そうならないためにも、60歳までに住宅ローンを支払い終える計画で家づくりを始めるべきです。
②家づくりが遅くなると、教育費と住宅ローンの二重苦で家計が圧迫される
先ほど申し上げたとおり、住宅ローンは60歳までに払い終えるべきです。しかし、例えば35歳で家を建てて住宅ローンの返済を開始するとなると、25年で返済を終えなければなりません。
そうなると月々の返済額が高くなり、家計を圧迫します。
また、子供が大きくなるにつれて教育費の負担も増えてきます。中学生くらいまでは大きな負担にならなくても、高校、大学となると一気に教育費に掛かる費用が高くなります。
住宅ローンの高い返済額と教育費で家計が圧迫されないように、住宅ローンは30~35年で返済するよう計画を組むべきです。
③年齢が上がれば上がるほど、住宅ローンの審査は通りづらくなるなってしまう
民間の住宅ローンを借りる場合、団体信用生命保険への加入が必須です(一部例外あり)。団体信用生命保険は、万が一主債務者(通常ご主人)が亡くなる、もしくは高度障害になった際に住宅ローンの支払いを免除してくれる制度です。
これだけ聞くとよく聞こえるんですが、“生命保険”というだけあって、加入には健康チェックが必要です。健康に問題があると、団体信用生命保険に加入できなくなります。
住宅ローンを借りるためには団体信用生命保険の加入が必須。それに加入できないとなると、住宅ローンも借りれないということになります。
20~30代で健康面に問題が出てくることは少ないでしょう。しかし、40代となると徐々に増えてきます。なので健康面に問題が出る前に、住宅ローンの審査を受けておくべきなんです。
いかがでしたか?
家を建てるタイミングを迷っている人が知っておくべき3つの事実を聞いて、いかがでしたか?少しプレッシャーを掛ける形になってしまったかもしれませんが、すべて事実です。
一般的に、家を建てるタイミングが早いほどお金の面ではラクになります。こういった事実も踏まえて、家の建て時を考えてみて下さいね。