こんにちは。ACTUS LABO(アクタスラボ)の丸本です。
モデルハウスで待機していると、「他の会社で間取りを作ってもらっていて、間取りの参考に来ました」という方がいらっしゃいます。
もちろんACTUS LABO(アクタスラボ)は現実サイズで作っているので、間取りの参考にしてもらえると思います。
しかし、すべての住宅会社のモデルハウスが、現実サイズで作られているわけではありません。なので「間取りの参考に…」と思って見ても、全然参考にならなかったりします。
では、なぜ参考にならないんでしょうか?
モデルハウスが間取りの参考にならない3つ理由
①ほとんどのモデルハウスは、豪華+特徴的に作られている
住宅会社にとってモデルハウスは、お客様へ色んな提案をする場所です。そのため、より豪華に特徴的に作られています。
例えば階段が標準仕様よりも広く作られていたり、より広い空間に感じられるように吹き抜けも大きく作られたりしています。
また、主寝室や子供部屋などの各部屋もより豪華に作られています。
ただ実際に一般の方が建てる家でモデルハウスと同じ間取りにすることはほとんどありません。なので、モデルハウス全体の間取りを参考にしようとしても、あまり参考になりません。
それよりも、
「キッチンのカウンターはこれくらいの高さがいい」
「玄関収納はこれくらい欲しい」
「玄関入ってすぐに洗面室があったほうが便利かな」
というように、部分部分で見ていくとよいでしょう。
②モデルハウスの間取りをそのまま作ると結構高くなる
どの住宅会社もモデルハウスは数千万円、場合によっては1億円くらいかけて作られたりしています。しかし、実際に売るのはコストを抑えた規格商品やセミオーダーの商品がほとんどです。
規格商品やセミオーダーの商品は、ある程度決められたルールの中で作ることで、建築コストを抑えています。その代わり、なんでも自由に作れるわけではないんです。
しかし、モデルハウスそのままの間取りを作ろうと思ったら、おそらく一番価格の高い「完全自由設計」の商品で作ることになります。
そうなった場合、おそらく1000~2000万円台で建てることはかなり難しいでしょう(もちろん予算が豊富であれば別ですが)。
そのため先ほどもお伝えしたように、モデルハウスの間取り全体を参考にするというよりは、部分部分を見ていって、欲しいものだけ取り入れていくという形をオススメします。
③長い目で見ると、普通の間取りが一番住みやすい
モデルハウスは提案する場所なので特徴的な間取りで作られています(そうしないと、お客様の印象に残らないからです)。
しかし、モデルハウスの特徴的な間取りにはデメリットもあります。
例えば、
・吹抜けを広くしすぎて冷暖房効率が悪い
・玄関ホールや廊下を広くしすぎてリビングや寝室が狭い
・開放的過ぎてプライバシーが確保しづらい
等々です。
モデルハウスとして見る分にはいいかもしれませんが、毎日の暮らしとなるとこんなデメリットがある間取りは避けたいですよね。
また、結局長い目で見ると普通の間取りが一番住みやすかったりします。しかし、「注文住宅を建てる」という思いから、ついつい特徴的な部分を作ろうとしてしまいます。
もちろん建てる人の自由ではありますが、「10年後、子供が思春期になっても大丈夫な間取りか」というように、少し先のことまで考えて間取りを作っておくことをオススメします。
そのほうが、「もっとプライバシーが確保できる間取りにしておけばよかった…」と後悔することもないと思います。
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