「エリア周辺の相場より安い土地を見つけた。これってお買い得物件?」
こんにちは。ACTUS LABO(アクタスラボ)の丸本です。
熊本で土地を探していると、たまにエリア周辺の相場よりも価格が安い土地情報があります。そういう土地はお買い得物件なんでしょうか?
残念ながら、相場より安い土地というのは何かしらマイナス要因があって、価格が安くなっている場合がほとんどです。つまり、「お買い得な土地」というのはほとんど存在しません。
土地はあるものの中から選ぶしかありません。そのため電化製品のように「新しいモデルが出たから旧モデルが安くなる」なんてことはありません。つまり、お買い得物件はそうそう出てこないということです。
そこで本日は、相場より安い土地を見つけたときの注意点お伝えします。この注意点を知っていれば、土地選びでの失敗を避けられます。
注意点①電気・ガス・水道などのインフラは整っている?
家を建てて住むためには、電気・ガス・水道などのインフラを整える必要があります(ガスはオール電化にすれば必要ないですが…)。しかし、これまで家が建ったことがない、ずっと空き地だったような場所は、このようなインフラが整っていない場合があります。
電気・ガス・水道などのインフラが整っていない場合、それを整えるための費用が追加で掛かります。その費用を掛けても、土地の購入予算内であるかを事前に確認した上で購入を決めてください。
注意点②土砂災害危険地域に指定されていないか?
災害区域に指定されている場合、その危険度から価格が安くなっている場合があります。特に傾斜の多い地域(熊本なら西区花園など)は、土砂災害警戒区域に指定されている土地があります。
もちろん警戒区域というだけで必ず災害が起こるというわけではありませんが、家を建てたら30年以上住むことになります。よっぽどその土地が気に入らない限りは、避けたほうがいいかもしれません。
また、土砂災害警戒区域にはもう一つ警戒度が高い「特別土砂災害警戒区域」というものがあります。その場合、建てる家を法律で決められた構造にしなければならないため、より多くの費用が掛かります。
注意点③地面の高低差が大きくないか?
坂道の多い地域では、道路と土地に高低差がある場合があります。土地の高低差が大きいと、土地を平らにするための造成費用が追加で掛かります。それにプラスして、造成した土地が崩れないように安定させるため、擁壁(ようへき)を設置する場合もあります。その場合、擁壁の設置面積によっては数百万の費用が掛かる場合も。
またこの高低差というのは、土地の物件資料だけでは分かりづらく、現地を見に行かなければ分からないのがやっかいなところです。
熊本で相場より安い土地を見つけたときの3つの注意点、いかがでしたか?
繰り返しになりますが、「周辺エリアの相場より安いお買い得な土地」というのはほとんど存在しません。安いのであれば、必ず安くなっている理由があります。
そのため、土地が自分で探すのではなく、住宅メーカーの担当と一緒に探す、または探してもらうことをおすすめします。
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